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■全日本プロバス協議会

◆第９回文書総会を終えて◆　　　　　　　　　　　　2021年10月1日

　　　　　　　　全日本プロバス協議会会長古賀靖子

今年（2021年）は、新型コロナウイルス変異種デルタ株のパンデミック、東京2020オリンピック・パラリンピックの1年延期開催、地球温暖化による異常気象の激化、世界情勢の不協和音など歴史に刻まれる事象の多い年でした。ワクチン接種も進みデルタ株による第5波が下降の兆しを見せた矢先、またまたWHOが「注目すべき変異株」に分類し、コロンビアで特定された「ミュー株」は、ワクチン効果が薄れる話題が出る等、新型コロナウイルスの収束は目途も立たずコロナとの共存を余儀なくされそうです。

さて、1年延期して今年8月8日開催予定でした全日本プロバス協議会第９回総会・五所川原大会は、残念ながら新型コロナウイルスの第４波に続く第5波により五所川原大会は中止に追い込まれましたが、第9回総会は「文書総会」に切り替え投票期間を１か月余りとって行いました。お陰様でご回答のあった全てのクラブから「全議案を原案通り承認する」とのご返事をいただきました。

この2年近く、コロナ禍により身動きができませんでした。ポストコロナを考えていましたが、今後はウイズコロナにハンドルを切り替える必要があると思います。今年度は各クラブ内の活動に力を取り戻すため、活力復活への打開策を全国の会員クラブの皆様と一緒に見つけようではありませんか。会員外の全国の高齢者の皆様とも交信を願っています。

最後になりましたが、全日本プロバス協議会の節目の第10回総会・東京八王子大会の開催は、2022年11月24日（木）です。できるだけ多くのプロビアンが集い、4年の空白を交流の輪で広げて埋めようではありませんか。